作品データ
okita先生の本作は、「ダウナーギャル」という新しい属性をヒロインに据え、その無気力さから生まれる背徳的な状況を徹底的に描いたギャグとエロスが融合した異色作です。主人公・田中が教育係を任された「搾精課の問題児」白石澪は、抜群のルックスと名器を持ちながらも、全てが「だるい」と態度に出す、やる気ゼロのダウナー系ギャル。このプロフェッショナルな肉体とアマチュアな精神のミスマッチが、まず読者に強烈な印象を与えます。
物語の最大の魅力は、「教育する側が、逆に教育される(支配される)」という構図の逆転です。「定時で帰りたいからもう挿れていいよ」という澪のセリフが象徴するように、彼女のマイペースで無感情な振る舞いが、田中をはじめとする男性社員のプライドを打ち砕き、逆に彼女のペースに引きずり込まれていく様子がコミカルでありながら興奮を誘います。
作画面では、澪の巨乳と肉感的で太ももが強調されたボディが非常に魅力的です。特にオフィスという日常の場で、タイツやスカート姿のまま脇コキやバック体位といった公然わいせつスレスレの行為を無表情にこなす姿は、ダウナー系の究極のフェティシズムとして昇華されています。
そして迎えた出張先での一夜。田中が起こした“とある行動”が、無反応だった澪の感情と肉体に変化をもたらす終盤の展開は、感情の解放という点で大きなカタルシスを生み出しており、読後の満足度を高める重要な要素となっています。
※本作はhitomi.laやmanga rawでは配信しておりません。




















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